長めの自己紹介 (ピラティスに出会うまでの話 編)

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ブログでは初めまして!

Ryoです(^○^)

今日は初投稿なので、長めの自己紹介をしたいと思います。
よくクライアントさんと雑談していてよく聞かれる私のバックグラウンド〜将来やりたいことまで書いていきたいと思います!

書いていたらけっこう長くなってしまったので、

・ピラティスに出会うまでの話
・ピラティススタジオに所属してた時の話
・これからやりたいことの話

の3部作で投稿をしていきたいと思います!

バレエやダンスの世界を知らない人向けに書いているので、「こんなこともう知っているよ」という人もいらっしゃるかもしれないのですが、その辺は読み飛ばしてください><

私は5〜19歳までクラシックバレエを習っていました。
私とバレエの出会いはなんとアニメ番組(笑)

今はまた趣味で踊れたらいいなあと思いつつ、今は数年に一度オープンクラスに行く程度です。

ドン・キホーテという作品のキトリのバリエーション(ソロの踊り)がすごい好きでした。高3の夏の発表会で踊りました。

当然トゥシューズも履いていて、よく爪がむけてました 笑

バレエがなんで好きだったかというと、踊りを通してその物語の中に入り込めるからでした。

踊ってる間は表現することだけに集中すれば良い。非日常の、表現の世界に入り込める時間が大好きで、打ち込みました。

小さいバレエスタジオでした。
私の臆病な性格とご縁のなさから、外のバレエ団は受けませんでした。

そして続けるうちに周りの子との身体の条件の違いを思い知りました。

バレエは生まれ持った骨格、関節の可動域、手足の長さ、顔の可愛さなどが大事になります。

一緒に続けていく仲間を見ながら、そういった厳しさを肌で感じました。

たまにそう言った条件も関係ないくらい上手な人もいらっしゃいますけど…そこのまで上手にはなれなかったです。

また、バレエのスタジオって本当にピンキリで、とにかく足が上がればOKみたいなお教室も多いです。

私はまず右膝を痛めました。

そこをかばって次に左膝、元々捻挫グセがあった足首が悪化して痛みで寝られない日もありました。

夜中に目が覚めて、お風呂場でシャワーを流してずっと冷やしていたこともありました。

腰が痛くて寝れないので、足元に毛布を積んで足を乗せ、腰が痛くないようにして寝ることもありました。

同じスタジオの後輩はターンで失敗して膝を脱臼して、運ばれていました。

今これを書きながら、よくこんなところでやってたなと思いますが、多かれ少なかれ、バレエは体を酷使します。

私のクライアントさんでバレエをされていた方は必ず「バレエは体を酷使するから」と言っていました。

そして高校3年生。やっぱりバレエがやりたかった私は当時数少なかったバレエの短大を受けます。

しかし、AO入試で落ちてしまいます(笑)

私の先生の中には何人も卒業生がいたのに(笑)

その時に面接官だったバレエの先生に

「4年制のバレエやダンス全般学んでバレエの先生や振付指導を目指す方なら入れてあげても良いけど、短大のほうは無理w」といったニュアンスのことを言われ、

自分で踊りたかった私は「ああ、ここまで来たら、本当に無理だな」と思い、夢を諦めました。

思えば、コンクールに数回出たこともありましたが、予選通過できない時点で気づくべきだったんだと思います。

または、気付きつつも、あきらめきれない自分もいました。

それとは別に、小さい頃に先生のアシスタントをしていたお姉さんに憧れて、私も高校1年生から、バレエスタジオでアシスタントをやり始めまていました。

ちょうど発表会があったので、そのお手伝いをしていたんです。

ちびっ子の分まで振付を覚える・立ち位置を覚えて教える。並ばせる・音の数え方を教える…

この時に私は初めて「人に動きを教える」ということと出会いました。

放課後は、未就学クラスと小学校低学年クラスのアシスタントをして、
自分の一つ下のクラスをウォームアップとして受講。夜に自分の正規のレッスンを受講する。

そんな日々を過ごしていました。

空き時間は更衣室でトゥシューズのリボンを縫うか、仮眠をとっていました。

そうしているうちに、「家でも学校でもない、自分の好きなことができる場所」が大好きになりました。

お小遣い稼ぎも兼ねて、高校時代はずっとアシスタントをしていました。

そして高3の夏、私が習っていた先生がみんな結婚→妊娠をします。

私のスタジオは深刻な先生不足に陥ってしまいました。

その時に、

・子供に関わることに慣れていそう
・1時間のクラスがなんとなくできそう
・直属の先生が妊娠したので、空いた枠に来ることができる

という理由で、私がバレエのクラスを受け持つことになりました。

私が持てるようななるまでは、つわりでレッスンが中断されるもともザラでした。

バレエのクラスを受け持つにあたって、私は

・1時間のレッスン構成をどうするか
・どうやって子供たちに伝わるようにバレエの動きを教えるか
・レッスン内容のネタ

を学ぶようになります。

先生の体調が良い日はアシスタントに入っていたクラスを本気で見学するようになりました。

放課後はスタジオに行き、レッスン見学orアシスタントとレッスン受講でした。

でも高校の後半は、本当に足が痛かったので、レッスン受講は減らし気味だったと思います。

授業中もずっと、

今日のレッスンで何をするか、
前回はこれをやったから、これはできるかな、
こうしたら楽しいかな。

あれ教えたらほかの先生に当たった時に困らないかな。

など、ずっと考えていました。

私自身、踊れるようになるためにすごく工夫したり、考えたりするのが好きだったので、うまく踊れない子供たちに動きを教えるという作業が好きでした。

そしてできるようになって笑顔になって帰ってくれることがとても楽しかったです。

また、大人に反抗的で、クラスをまじめに受けないような子が、だんだん心を開いてくれて、レッスンに取り組んでくれるようになることが、私にとって学びの多いものでした。

そして、信頼関係が築けていくのが一番うれしいことでした。

でも先ほど書いたように、私は短大に落ちてバレエの道を諦めます。

そんな人が(しかも高校生)が先生なんて、自分が生徒だったらちょっと嫌ですよね。
私もそれをすごく悩みました。

しかし、クラス枠に穴をあけるわけにはいかないので、私はクラスを持ち続けることにしました。

というわけで、私は「就職」という形でバレエスタジオのクラスをそのまま受け持つことにして高校を卒業しました。

(つづきます!)

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