Sponsored Link

長めの自己紹介②(ピラティススタジオ所属していた時代の話)

BLOG
Sponsored Link

バレエの道は難しい。

 

でも今やっていることが好きだから、これが続けられたら良いなとずっと思っていました。

 

高3の時に、その某短大のバレエの夏期講習がありました。

 

体験入学みたいな感じで、簡単な授業やレッスンを1週間体験してみるというものです。

 

その時のクラスのひとつにピラティスがありました。

 

これが私の初めてのピラティス体験でした。

 

実はピラティス自体は中学生くらいの頃からバレエダンサーさんがよくやっているということで、知ってはいました。

 

バレエのレッスンの中でそれっぽい筋トレをやることはありますが、ピラティスをピラティスとして、呼吸法と共にやったのはこの時が初めてでした。

 

寝ている状態から上体を起こして、ピラティスの呼吸を何回かやってみるだけみたいな超簡単な内容です。

 

しかし、その後のバレエが、今までとは全く違う安定感だったのです!

 

なんだこれは!! と思いました。

 

この日はお昼過ぎまでその夏期講習があり、たまたまその後に、バレエスタジオのちょっとした舞台の練習がありました。

 

超スパルタな先生の元で、足も、もうつま先なんか感覚ないくらい痛かったのに今までで1番軽く飛んで踊れたことが、私には衝撃的な出来事でした。

 

ピラティスをやったら、きっと身体が痛くならない使い方がわかるかもしれない。

 

そうしたら、今見てる子どもたちの助けになるかもしれない。とにかく、自分でやってみたい。

 

そうして、私はピラティスを学ぶことを決めました。

 

高校卒業があったり震災があったり、本当にピラティスを習い始めるのに半年くらいかかりました。

そうしているうちに、ある大手ピラティススタジオの養成コースの説明会を聞き、他のスタジオをいくつかまわり、私は最初に説明会に行ったピラティススタジオで学び始めました。

 

そうして私のピラティスがスタートします。

 

最初は会員としてグループレッスンに通っていました。

 

自分のバレエのクラス受講やレッスンを教えることがない合間の時間を一生懸命作っては通っていました。

 

当時は東京のド田舎村に住んでいたので、片道1時間近くかけて通っていましたが、私は遠いと感じませんでした。

 

ピラティスのインストラクターになるには、たいていマットとマシンの養成コースがそれぞれあり、たいていはマットの養成コースを先に受講してから、マシンの方へと段階を踏んでいきます。

 

ピラティスの資格を取ったとして、バレエスタジオで教えるかどうしようかなと思っていた時に、ちょうど先生方の産休も終わり、私はバレエスタジオを離れることを決めました。

 

そして、通っていたピラティススタジオに入社して、正社員としてインストラクターの道を進むことにしました。

 

バレエスタジオ時代に今でも忘れられない出来事があります。

 

中学生の女の子でした。

 

土曜日の朝のクラスで毎週の朝にその子はお母さまと一緒に来ていました。支部のクラスだったのでクラスにはその子しか来ません。

 

生徒の子は30分程度早めに来てストレッチするのが普通なのですが、その子のお母さまはとても熱心で、娘さんのストレッチをよく手伝っていました。

バーレッスンのバーに足をかけてさらに足が高く上がるように頭の方へとグイグイと押しているのですが、たぶんその子の可動域的にはもう限界以上で、とても痛そうな感じでした。

 

しかしそのお母さまは「なんでもっと足が上がらないの!」とその子を怒り、スタジオを後にします。

 

取り残された生徒の子は、お母さまの期待に応えられなかったこと、自分の体が硬いこと(実際は普通くらいですし、一般的には当然柔らかいです)、自分の体を否定されたことにショックを受けて、泣き出してしまいます。これからレッスンがあるというのに。

 

当時の私は、まだピラティスも自分で受け始めたばかりで、身体の扱い方もバレエの使い方以外にうまくアドバイスができませんでした。

 

私のように怪我や身体の使い方がわからないがために怪我をしてしまう人を減らしたい。

なのにまだ能力がない不甲斐なさを痛感しました。

 

さっき計算したら今21歳くらいかな…あの子元気かな…。

二十歳になる直前くらいに、私は正社員としてスタジオに入社しました。

 

ですので、成人式の日は有給を取って行ったのをよく覚えています。笑。

 

マットピラティスのレッスンを行うことができる資格をすでに修了していたので、入社して1か月でレッスンを持っていました。

 

そしてスタジオでレッスンを行いながら養成コースに通い、ちょうど入社して1年弱でマシンピラティスの試験に合格しました。

 

それが、二十歳の成人式が終わった後くらいでした。

 

それからは、マットのグループレッスンも、ピラティス用のマシンを使ったレッスンも全部持つことができるようになり、受け持つクライアントさんも増え、どんどん担当クラスも増えました。

 

一番多いときは、グループレッスン月30本以上、プライベートレッスン月70本以上で、1か月の間に100本以上のレッスンを行っていました。

 

変わり種なクラスもほとんど担当していたので、当時あったクラスの8割くらいは覚えたクラスだったと思います。

 

その甲斐あってか、オリジナルクラスを作ることも5回くらいありました。

 

そのうちの

「(美脚と銘打った)足の使い方に集中したクラス」

「呼吸を深めて腰痛を改善するクラス」

 

はけっこう人気でした。

 

プライベートレッスンで私が沢山ご縁をいただき、担当させていただいたクライアントさんは

 

・ヘルニア又はひどい腰痛があった方()それに伴い坐骨神経痛があった方)

・背骨に横カーブやねじれがある側弯の方

・妊活中・そこから妊娠された方。出産されてリカバリーでいらした方

・ダンサー又はバレエの先生。

・ご年配の方(最高年齢84歳)

・比較的若めの方で、足の筋力がとても弱い方

 

が多かったです。

 

産前産後のピラティスは、先輩や同期に妊娠中のスタッフがいたので、経験者の生の声から学ぶことができました。

 

当事者の体験談と、レッスン中に何が必要かなどを学んで、クライアントさんの身体に合わせた指導に落とし込むことができました。

 

また、私は

 

「ピラティスを通して”身体が痛い”という日常がなくなった」

 

という自身の体験から、レッスン中において

 

「エクササイズを気持ちよく行っていただく」

 

ことを1番に考えています。

なぜなら、気持ち良い動きができたときは身体のより良い使い方ができた時だからです。

 

せっかく身体をよくしたいと思ってきたのに、エクササイズの型通りに痛いのを我慢しながらやったら、意味ないですよね?

 

私は同じエクササイズでも、不快なところがあった場合には

 

・例えば立って行うものを座っても同じようにできるようにする

・その人に合わせた小物(タオル・ボールなど)を使用して、サポートする

 

といった小ネタを沢山使いながらその人に合わせたレッスンを行っていきます。

 

(もちろん動かしてはいけない痛みもあるので、お医者様などに診ていただいてからですが、)

 

「痛みがあれば痛くない使い方を一緒に探していく」

「身体を傷めない使い方を一緒に身につけていく」

 

「運動が苦手な人と、身体を動かす楽しさを一緒に体験する」

 

「ご自身の身体が良くなっていくことを、姿勢が変わっていくことに一緒に喜んで感動する」

 

ということができるレッスンにしていきたいと思い、実際に何人もの人に喜んでいただけました。

 

ピラティスの動きが上手にできるようになるよりも、「その人の身体にとって良いことをしていく」ということを最も大切にしています。